輪王寺宮公現法親王~輪王寺宮公現法親王~りんのうじのみやこうげんほっしんのう弘化4年(1847)2/16~明治28年(1895)10/28 伏見宮邦家親王第9子。のち北白川宮能久親王。 安政6年東下し、慶応3年5月東叡山輪王寺門主。 同4年、新政府軍に徳川家の寛宥を嘆願して容れられず、また宮の警護を名目に集まった彰義隊が敗れて下山。 海路奥州へ到り、列藩同盟の盟主に仰がれた。 この時、宮を東武皇帝とする独立政権構想があったという。 同盟瓦解に際し、仙台で謝罪・恭順。 維新後は陸軍に進み、中将・近衛師団長。 台湾征討の折台南の陣に病没。 |